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サトイモ科ベニウチワ属
学名:AnthuriumClarinervium
原産地:メキシコ
熱帯アメリカに多く分布するサトイモ科の
植物、アンスリウム。
赤やピンクのハート型の花をつける
華やかなイメージがありますが、
クラリネルビウムの花(仏炎苞)は
落ち着いた色味で小さめ。
主に葉を鑑賞する品種です。
厚みのある深いグリーンにくっきりとした
白い葉脈のコントラストが美しい、個性的で
インテリア性の高いクラリネルビウムは
まだ流通量も少なめですが、とても魅力的な
アンスリウムです。
【置き場所】
薄いカーテン越しや光の入る窓近くなど
明るい場所が適します。
耐陰性がありますが、ビロードのような質感の
深いグリーンの発色を美しく出すためには
日当たりがあった方がよいです。
ただし強い日差しの時期は直射日光にあてると
葉焼けをおこしますので、避けるように
してください。
耐寒温度は10℃ですが
寒さには弱いので15℃以上保つようにすると
よいです。
特に冬は日中は窓際であたたかい日にあてても
夜~明け方は冷え込むため、厚いカーテンや
部屋の中央に移動するなど保温するように
してください。
【水やり】
春~秋の生育期間は
植え込み材の表面がすべて乾いたら、
鉢底から水が出るまで
たっぷり水を与えてください。
鉢底にたまった水は捨ててください。
気温の低い冬は表面が乾いても
すぐにはやらず、数日待ってから
日中のあたたかい時間帯に
室温くらいにした水を与えると
よいです。
【葉水】
空気中の湿度が高い環境を好みますので
空気が乾燥する時期は霧吹きで
葉やその周りに潤いを与えてください。
ただし冬は暖房を切った後に水分が
残って冷えてしまわないよう
ご注意ください。
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