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トップ植物図鑑 > フィカス・ベンジャミナ
 

◾️フィカス・ベンジャミナの育て方

(ベンジャミン)

​クワ科イチジク属
学名:Ficus benjamina
​原産地:インド、マレーシア

東南アジア原産のゴムの木の仲間。

 

大きな葉をもつものが多いゴムの木の

中では小さめの葉をたくさん茂らせる

やさしく、さわやかな印象の観葉植物です。

園芸品種もたくさん出ており、

基本の緑葉のものをはじめライムグリーンの

葉や白や黄色の斑入り葉、

葉がくるんとカールした“バロック”や

“シタシオン”などヴァリエーション豊か。

若木のうちは幹や枝が細くやわらかなので

いろいろな樹形に仕立てられるのが魅力的。

幹を編んで三つ編みにしたり、ねじったり、

葉を刈り込んでスタンダード仕立てに

してあるのがおなじみです。

丈夫で生育旺盛、明るめの室内で

育てやすい植物です。

 

花言葉は「信頼」「友情」「永遠の愛」

贈り物にもよく使われています。

【置き場所】

日の入る明るい風通しのよい場所。

耐陰性もありますが、

本来は光を好みます。

ただし強い直射日光にいきなりあてると

葉焼けをおこしますので、

日光に直接あてる場合は徐々にならすか

薄いカーテンなどで遮光するように

しましょう。

耐寒温度は5℃

【水やり】

春から夏の生育期間は

土の表面がすべて乾いたら、

鉢底から水が出るまで

たっぷり水を与えてください。

鉢底にたまった水は捨ててください。

冬は生育が緩慢になるため、用土が

乾いてもすぐにはやらず、

2~3日くらい待ってから

与えるようにします。

【葉水】

霧吹きで葉に潤いを与えます。

空気中の湿度が高いのを好むため、

乾燥する時期は特に葉や周りに

水分を補うようにミストすると

生き生きと育ちます。

【せん定】

生育が旺盛で葉がしげって重なり合うと

風通しや日当たりが悪くなるため、

込み合った葉や枝はカットしましょう

風通しをよくすることで

カイガラムシ等の害虫予防にも​なります。

 

太い枝や幹をカットする場合は

4月中~6月中旬が適時期です。

この時期にせん定することで

形のよい姿に整えることができます。

【ポイント】

ベンジャミンは明るさや温度など

置き場所の環境が変わると

パラパラ葉を落とすことがあります。

 

これは環境に順応しようとするため。

暗すぎ、気温が低すぎなどでなければ、

その後に

環境に適応した新しい葉が生えてきます。

動かさずその場所で見守るようにしましょう。

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