太い幹にツヤのある大きな葉が
放射線状に広がり、
ボリュームたっぷりの存在感。
時間が経つと木質化する幹も
白木で美しいです。
大きな葉が上の方で傘を広げたような形から
英名は“アンブレラツリー”。
生育旺盛で育てやすい植物。
耐陰性、耐寒性があり、乾燥にも強いです。
【置き場所】
室内の明るい場所に置きましょう。
光を好みますが、耐陰性もあります。
春〜夏は屋外に置くこともできますが、
直射日光で葉が焼けてしまうこともあるので、
遮光するか、明るい日陰に置きましょう。
耐寒温度は約7℃。
シェフレラの仲間の中では寒さにやや弱い
ですが、室内では問題なく育てられます。
【水やり】
土の表面がすべて乾いたら、
鉢底から水が出るまで
たっぷり水を与えてください。
鉢底にたまった水は捨ててください。
太い幹の中にたくさん水分を蓄えているので、
水の与えすぎはNG。
特に真夏と冬場は水やりの間隔をしっかり長めに。
蒸れや根腐れで木が弱るリスクを減らせます。
【葉水】
湿潤な環境を好みます。
空気が乾燥する時期は霧吹きで葉や
その周りに潤いを与えるように
しましょう。
【植え替え】
長く育てて根詰まりしてきたら
植え替えが必要となります。
5~9月にひとまわり大きな鉢に植え替えます。
ブラッサイアを含むシェフレラ属の植物は
真夏や冬に植え替えると不調を起こしやすいので
この時期は避けたほうがよいです。
鉢が割れてしまった、など
どうしてもすぐに植え替えが必要な場合は
なるべく根をいじらずに植え替えると
不調のリスクを軽減できます。
土中の蒸れが苦手な植物なので
植え替えに使用する土は
水はけの良いものがおすすめです。
【剪定】
横の枝があまり出ず、樹姿が乱れにくい植物。
それでも長く育てるうちに
バランスが悪くなってきた場合は
剪定をして枝ぶりを整えましょう。
時期は春〜秋がおすすめです。
ブラッサイアは
時間がたつと幹が白っぽく木質化し
堅くなります。
堅くなると切りにくくなるので、
幹が緑色のうちに剪定すると
柔らかく切りやすいです。