
◾️ソフォラの育て方
マメ科クララ(ソフォラ)属
学名:sophora
原産地:ニュージーランド、チリ
ニュージーランド原産の
マメ科の常緑樹。
ジグザグした細く華奢な枝に
小さな丸い葉がつらなるユニークで可愛い姿が
人気の観葉植物です。
育て方は乾燥に弱く、でも過湿も苦手という
やや気難しいところがありますが
置き場所と水やりに気をつけるようにすると
元気に長く育てることができます。
一般的に出回っているソフォラは2種類。
ソフォラ・プロストラータ“リトルベイビー”と
ソフォラ・ミクロフィラ。
両者の違いは
分布する地域が若干異なっているのと、
春~初夏に咲く花の色と形がこちらも少し
異なっているというもの。
ジグザグの樹形やゆっくり生長する性質、
育て方にはほとんど違いはありません。
置き場所やせん定の仕方などで
盆栽のように仕立てることもでき、
育てる楽しみもある植物です。
【置き場所】
明るく風通しのよい場所。
光を好みますが強い直射日光はNG。
ある程度の耐陰性もありますが、
暗いと葉落ちしたり枝がひ弱に間延びします。
室内なら薄いカーテン越しや日の入る明るい場所。
屋外なら直射光のあたらない明るい日陰など。
耐寒温度は3℃。
寒さには強い方ですが小さい苗のうちはまだ
弱いので10℃以上保つようにしましょう。
葉の乾燥には弱いのでエアコンの風は
あてないようにしてください。
【水やり】
水切れに弱いので土の表面が乾いてきたら、
鉢底から水が出るまで
たっぷり水を与えてください。
水切れには弱い反面、土の過湿は苦手です。
水やりの時、底にたまった水は捨てるようにして
土が湿っている状態では水やりしないように
しましょう。
*通気性・水はけが良く、乾くと色が変わって
水やりのタイミングがわかりやすいボタニカルソイル
は植え込み材におすすめです。
気温の低い冬は生長がゆっくりになって
水をあまり吸わなくなるため、水やりの
間隔をあけるようにして
土の表面がすべて乾いてからたっぷり
与えるようにしてください。
【葉水】
小さな葉は乾きやすいため
葉や葉の周りに霧吹きで水分を与えるように
してください。
特に空気が乾燥する時期は毎日おこなうように
するとよいです。
乾燥すると発生しがちなハダニの予防にも
なります。